FOR STUDENTS

学生の皆さまへ

現代の私たちの生活を豊かにする多くのもの(医薬品・衣食住・スマートフォン・プラスチック)が有機化合物でできています。また資源や環境問題を実際に解決できるのは化学の力であり、その中でも有機化学は決定的な役割をもつ学問分野です。私たちの研究室では、炭素・水素・窒素・酸素・ハロゲンが中心となる有機化学に加えて、ホウ素やケイ素などの典型元素、パラジウムやイリジウムなどの遷移金属をフルに活用した有機元素化学を研究しています。私たちの研究室は、医薬品や機能材料の合成・機能性結晶・発光材料・高分子・無機材料・金属材料と極めて幅広い範囲をカバーし、多くの研究領域で世界トップレベルにあります。この研究室では、学生さんたちに高いレベルの研究を行ってもらうことで、将来研究分野の第一線で活躍するパイオニア的研究者の教育・育成を目指します。

  • 有機元素化学研究室の研究を紹介します!

  • 有機元素化学研究室 (インタビュー)

  • 未来の物質を叩き出す(工学研究院/WPI-ICReDD 伊藤 肇 教授)

  • 伊藤 肇 教授(北海道大学)「メカノケミカル合成の夜明け」

北海道大学に在学している学生

  • 総合入試で入学した一年生

    まず工学部 応用理工系学科 応用化学コースへ進級
    三年生の研究室志望調査時に有機元素化学研究室を選択してください。

  • 応用化学コースに配属済みの学生

    三年生の研究室志望調査時に有機元素化学研究室を選択してください。

  • 他学部の学部学生(修士・博士から参加)

    北海道大学総合化学院を受験
    有機元素化学研究室を志望してください。

学外の学生

  • 学外の学生(修士・博士)から参加

    北海道大学総合化学院を受験
    有機元素化学研究室を志望してください。

博士研究員(ポスドク)

  • 大学院(修士および博士)から参加する場合

    随時募集していますので、伊藤までご連絡ください
    hajitoeng.hokudai.ac.jp

有機元素化学研究室では、最新の研究論文を学生と教員が勉強するために、週一回抄録会(2グループ)と雑誌会を実施しています。

  • 抄録会

    自分の専門分野をよく知る

    自分たちの関連分野の最新の論文のうち、自分が「面白い」と思った論文をA4一枚に手書きでまとめます。Supporting Information や引用論文、関連の勉強をきちんと行い、参加者全員からの質問にすべて明快に答えなければなりません。取り上げる内容は特に指定していませんが、各自の研究内容に近い論文を取り上げていることが多いようです。なぜ「面白い」と考えたのか?という説明もお願いしています。

  • 雑誌会

    異分野でもわかりやすく説明する

    各自興味のあるテーマを設定し、30分間のプレゼンテーション形式で「できるだけわかりやすく」説明を行います。発表後全員からの質問とディスカッションに答えなければなりません。自分の研究テーマから少し離れた内容を取り上げることが推奨されています。発表するボリュームはフルペーパー2から3報程度と比較的軽めの雑誌会ですが、関連論文などをしっかり勉強する必要があります。

  • 雑誌会(ミニレビュー)

    博士課程学生向け・関連分野の動向調査

    博士課程の学生が年一回行うミニレビュー形式の雑誌会 です。関連分野の最新の研究成果のうち、ある程度まとまりのある内容をテーマ設定し、全体像がわかるようなミニレビューを作成します。博士課程学生は普段チェックしてしる論文を整理して、その概要を上手に伝えるトレーニングとなりますが、研究をスタートしたばかりの学部四年生や修士学生の基礎知識の向上も兼ねています。

博士進学者に全員研究室からの経済的補助あり。研究に専念したいが経済的にバイトなどが必要という人も補助について相談してください。

武田薬品(博士)、アステラス製薬、宇部興産、東レ、新日鉄化学、東ソー、東洋インキ、日揮、ロックペイント、京セラケミカル、日立化成、三菱化学、花王、JX日鉱日石、昭和シェル石油、北海道コカコーラボトリング、日本ガイシ、住友化学、エヌイーケムキャット、大日精化工業、日本ロレアル、札幌市、日本触媒、北海道電力、クラレ、村田製作所、日東電工(博士)、クレハ(博士)、KIRIN、日油、信越化学工業、日本エア・リキード、楽天、リクルート、住友商事、旭化成(博士)、コーセー(博士)、AGC(博士)、出光興産、大阪大学(博士)、東京医科歯科大学(博士)、北海道大学(博士)、カリフォルニア大学Berkley校(博士)、小林製薬、富士フイルム(博士)、住友化学(博士)、富士フイルム

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伊藤 肇 教授

E-mail: hajitoeng.hokudai.ac.jp